平成22年4月発行第21号

 

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◎面白そうですよ・・・!!

最近新しく始まった朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」、水木しげる先生の奥様、布枝さん視点でえがく夫婦愛のお話です。

二人の壮絶な極貧生活の中にも幸せを見出す生き方を見ていると、ワクワクします!!

ところで漫画家・水木しげる先生といえば、鬼太郎はもちろん「河童の三平」「悪魔くん」などなどいろんな名作を世に送り出しているスゴイ人ですが・・・

かく言う私も子供の頃は夢中になって見ていたくちです!!

主題歌の

「♪オバケにゃ学校も~試験も何にもない♪」なんてのを皆で歌って、どれだけオバケに憧れたか・・・

その水木先生がTVのインタビューでこんな事を言っていました。

「昔のランプの時代には妖怪はたくさんいたけど、電気になってからは駄目だね」って。

ははは~なんて最初は思っていましたが、ふと考えてみると水木先生の言う妖怪っていうのは、私達が想像したりする怖―いお化けと少し違うんじゃないか・・

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例えば子供の時に感じた独特の感覚って誰しもあったと思うんです。

風が吹いて森の木々がザワザワ~って揺れるのがなんか怖かったり、昼間でも真っ暗な部屋を空けて光が差したときに、トトロのまっくろくろすけじゃないけど、何者かがザ~っといなくなるような・・・

心霊現象とかそんな怖いのじゃなくて、こう・・・そこにいる「なにか」の存在を感じてたことが・・・・

そういう感覚って、やっぱ大人になると薄らいできちゃうんでしょうか。

だからこそ子供の感性に驚くのであって・・・・

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多分鬼太郎や、三平やらには、作品のいたるところに、その「子供の心」があるからこそ、みんなに長く愛されてるんじゃないかな。

今こんな不景気って言われていて、みんなとても大変で余裕のない生活の多い現代だからこそ、たま~にそんなことを思ってみるのも大切かもしれませんね。