1.高圧洗浄作業
屋根塗装工事の一番大切な行程が下地処理です。
下地処理とは、屋根に付着した、コケやカビを
高圧洗浄によってきれいに洗うことです。
この作業に、手抜きがあると、どれだけ良い
塗料を塗っても、すぐにはがれてきます。
高圧洗浄作業の良し悪しが、屋根塗装の良し悪しです。
2.下塗り作業
下塗りは、塗料と下地材の密着性をよくするために
シーラーと呼ばれる材料を塗る作業のことです。
シーラーは接着剤みたいなものですね。
完全にきれいになった下地に、このシーラーをしっかりと塗れば、
塗料が本来持っている性能を十分に発揮させることができます。
3.4.中塗り、上塗り
塗料は、中塗り工程と上塗り工程の2回塗ります。
その際のポイントは、中塗りを終えた後で、
十分乾燥してから上塗りをすることです
中途半端な乾燥状態で上塗りをかけても、
本来の塗料の性能が出ないことがあるので注意が必要です。
5.縁切り
塗装をすると、
屋根の重ね部が塗料で詰まってしまいます。
縁切りとは、
瓦と瓦の重ね部に塗装したことによりできた
塗膜をカッターナイフ等で取り除き、隙間を作ること。
この隙間を作らないと、
毛細管現象で屋根材裏面より
雨水や結露した水が吸い上げられ、
雨漏りの原因にになるので大切な作業です。